Farm+Members

紅梅夢ファームの取り組み、
メンバーのご紹介。

ファーム事業

紅梅夢ファームは、福島県南相馬市小高区にある農業法人です。東日本大震災直後から避難指示区域となっていた南相馬市小高区 (旧小高町)で、被災直後から活動を続け、2017年法人化。稲作を中心とした野菜や菜の花を生産する紅梅夢ファームは、若い担い手が集まる会社として農業だけではなく地域全体の復興に取り組んでいます。

こんな農作物を育てています!

紅梅夢ファームでは、主に米、大豆、菜種、玉ねぎなどの農産物の生産やその加工・販売を行っています。

スマート農業を推進しています!

スマート農業とは、ロボットやICT等の先端技術を活用した新たな農業技術です。農作業における労力の軽減を目的とし、経験の少ない若者にもシステムとして栽培技術を継承することができ、深刻な問題である農業の人材不足にも一翼を担う世界で注目されている技術です。

スマート農業技術の活用事例

  • 耕起・整地

    ロボットトラクタ

    • ・無人自動運転
    • ・無人、有人の
      2台協調作業
  • 播種・移植

    直進キープ機能付き
    田植機

    • ・直進キープ
    • ・可変施肥

    高速汎用播種機

    複数作業の
    一貫化

  • 防除・水管理

    農業用ドローン

    高精度
    農薬散布

    ほ場水管理システム

    水管理の
    省力化

  • 収穫

    食味・収量測定
    コンバイン

    • ・適期刈取情報収集
    • ・詳細な食味、収量の測定

フィードバック
ほ場の精密管理

営農支援システム
KSAS

  • ・作業(時間、場所、機器)の記録
  • ・作業状況、進捗度可視化 → 確認

スマート農業機械
からのデータ収集

若いファーマーが
がんばっています!

紅梅夢ファームには、ふるさとを大切に想う平均年齢20代の若い従業員たちがたくさん働いています。農業に魅力とやりがいを感じ、自分たちから提案ができる職場づくりに取り組んでいます。

メンバー紹介

  • 佐藤 良一
    (ニックネーム:社長)

    ダンディイケメン社長、とても優しく社員思いの社長です。パソコン操作が苦手でよくパソコンが不調になります。

  • 紺野 敏宏
    (ニックネーム:専務さん)

    農業と機械の知識が豊富で、機械が故障するとある程度なら整備できます。クールな人ですが、好物はシュークリームです。

  • 森泉 誠
    (ニックネーム:まこちゃん)

    ラーメン大好きで、麺をすすらないといられない血圧高めな係長です。機械の運転操作はピカイチです!

  • 飯部 尚哉
    (ニックネーム:パイセン)

    ロボトラの自動運転なら右に出るものはいない先輩。何故かいつもニコニコしている幸せそうな人です。

  • 大畑 佑平
    (ニックネーム:boy)

    誰にでも打ち解け、どんな仕事も率先し、報告・連絡・相談をモットーに働いています。

  • 鈴木 ふみか
    (ニックネーム:ふーちゃん)

    唯一の女性社員。生産管理、調査に関する観察能力に優れている。みんなのアイドル的存在です。

  • 渡邊 匠
    (ニックネーム:なべちゃん)

    冷静沈着な仕事ができる人。入社したての時、先輩に名前を間違われていても返事をしていた。発覚は二日後。

  • 遠藤 義央
    (ニックネーム:よしお君)

    紅梅夢ファームのパワフルボーイ。昼食は一分で完食している説あり。いつの間にか食べ終えている。

  • 門馬 尋希
    (ニックネーム:もんちゃん)

    紅梅夢ファームのパワフルボーイ2。いつも係長にいじられている(愛情のあるいじり)。

  • 本田 暁
    (ニックネーム:あっくん)

    植物と動物にとてつもなく愛情を注ぐ人。農作物に愛情を込め日々作業しています。

ファームの1年

春から秋までの米作りの他、大豆や菜種など農産物の生産、それらの加工品作りなど紅梅夢ファームの1年は様々な仕事があります。スマート農業を活用し、従業員が協力して皆さんに美味しいお米や加工品をお届けするためがんばっています!

Spring

  1. 4

    移植:種まき準備、種まき 乾田直播:播種、除草剤散布 大豆:緑肥すき込み 玉ねぎ:除草剤散布
    米の栽培がスタートする月。弊社では、お米のオーソドックスな栽培方法の移植、田んぼに水を張り苗を植える方法と乾いた田んぼに直接、種を撒く栽培方法を行っています。

  2. 5

    移植:代かき、田植え、水管理 乾直:除草剤散布、入水、ドローン散布(除草剤散布)、水管理 大豆:カリ散布、耕起、砕土・整地 玉ねぎ:殺虫殺菌剤散布
    どの作物も栽培する前にカリを散布しています。カリを散布するのは、放射線セシウムを抑制するため。除染作業を終えているので、圃場からはもちろん作物からも放射線は検出されませんが、より安心安全につながるため散布を行っています。

  3. 6

    移植:ドローン散布(除草剤散布)中干し、草刈り、水管理 乾直:草刈り、水管理、中干し 菜種:収穫 大豆:播種、除草剤散布 玉ねぎ:収穫、調整
    作物の成長が活発になってくる時期。水管理や病害虫の調査など、日頃の管理が大切になってきます。玉ねぎの収穫、調整は、玉ねぎの汁が目に染みて大変ですが、作物に一つ一つ触れ、愛情を込め調整選別をしています。

Summer

  1. 7

    移植:ドローン散布(イモチ防除)、草刈り、水管理、乾直:ドローン散布(イモチ防除)、草刈り、水管理 菜種:草刈り、一番耕 大豆:除草剤散布
    ドローンでの病害虫の防除作業がメインになる時期。日頃の調査で、圃場状態を見て散布する順番を決め、計画を立て散布しています。草刈り作業もスタートし、きれいな圃場づくりを目指しています。

  2. 8

    移植:ドローン散布(カメムシ防除)、草刈り、水管理 乾直:ドローン散布(カメムシ防除)、草刈り、水管理 菜種:肥料散布、砕土・整地 大豆:中耕・培土 ドローン散布(殺菌殺虫剤散布) 玉ねぎ:種まき、除草剤散布
    夏の暑い中での作業ですが、社員それぞれがお互いに呼びかけ、安全に作業しています。 大豆の病害虫の防除作業があり、農薬が均等にかかるように注意しながら作業しています。

  3. 9

    移植:草刈り、稲刈り 乾直:草刈り、稲刈り 大豆:ドローン散布(殺菌剤散布) 玉ねぎ:圃場づくり
    玉ねぎの次年度の栽培に向け圃場準備を始めます。水はけがよく、やわらかい土にするのがいい玉ねぎを作る条件。圃場条件を見極めながら機械を入れるタイミングを見計らって作業しています。下旬には稲刈りがスタートするので、稲刈りが始まる前に草刈りを決めます。

Autumn

  1. 10

    移植:稲刈り 乾直:稲刈り 菜種:播種、除草剤散布 玉ねぎ:定植
    お米の収穫が本格的になり、圃場から刈り取ったお米を自社のライスセンターで乾燥調製します。スマート農業を駆使し、刈り取りのデータや乾燥調製のデータを集約し品質管理を徹底しています。

  2. 11

    移植:秋耕起、畦畔修復 乾直:反転耕、畦畔修復 大豆:反転耕 玉ねぎ:除草剤散布
    次年度に向けての圃場作りがスタートする時期。大きな作業機械をつけたトラクターで作業を行います。公道走行時は安全に走行するように、速度制限や対向車、歩行者優先などを徹底しています。

  3. 12

    乾直:砕土・整地、均平 大豆:砕土・整地、均平 玉ねぎ:追肥
    圃場を平らにする作業を行います。終わりがない作業なので、判断力が重要になってきます。圃場全体が均平でないとその後の作業や作物の生育に関わってくるので、機械操作のオペレーターのセンスが試されます!

Winter

  1. 1

    圃場で行う作業は比較的少ないですが、圃場外での管理作業を行ったり、意見交換や社内ミーティング行い、技術向上や社員一同(役員も含む)の親睦を深めています。

  2. 2

    大豆:心土破砕、額縁明渠  玉ねぎ:追肥
    玉ねぎの生育に応じ追加の肥料を散布します。冬を越し、春になるにつれ、玉ねぎの生育が活発になっていきます。

  3. 3

    移植:二番耕 乾直:畔塗り、草刈り 大豆:緑肥散布 玉ねぎ:追肥、除草剤散布
    お米の栽培の圃場作りスタートです。作付けの計画が確定し、作物に適した圃場作りを心がけています。