2011年の震災で、ここ小高地区は避難指示区域となり、住民は各々各地へ避難することとなりました。被災地となり、農業ができなくなってしまった状況でしたが、2012年には営農再開を目指し、アグリマックス21が水稲の試験栽培・実証栽培に取り組みはじめました。
安全が実証され、避難指示が解除された2016年の翌年、「紅梅夢ファーム」は法人としてのスタートを切りました。
スマート農業の積極的な導入、高卒・大卒の新卒採用や社内外の研修を取り入れた若手の育成など、従来の農業の枠を超えた方法で、今後のモデルとなるような営農を行っています。
私たちの「夢」は、故郷の農地、そして景観を守っていくこと。
これからもこの地で一生懸命農業をやりたいという、地域の皆さんと共に頑張ってまいります。 さらに、地元出身の若者を育て、農業の良さ、魅力をもっと伝えて行きたいと考えています。今後は、農産物の生産にとどまらず、米の少量パックや加工品の販売にも力を入れるため、社内外の声を広く取り入れ、アグリマックス21と連携し、自社商品の開発に取り組んでまいります。
『明るく、楽しく、真剣に』をモットーに、若い担い手が農業に魅力とやりがいを感じ、儲かる農業、他産業に負けない職場環境づくりをこれからも進めてまいります。
代表取締役 佐藤良一